道院長メッセージ

長野道院長メッセージ Vol.1 ■2020/5/24

長野
皆さん、お元気ですか?
世間は少し落ち着いてきたようですが、まだまだ気をつけなければなりません。修練の再開については、稽古が出来る環境を確認した上で来週には連絡します。
それぞれに困難に立ち向かっておられると思いますが、人間は困ったときに本当の姿が見えます。困っても取り乱すことのないようにお願いします。少林寺拳法の修行の値打ちはこういう時にこそ発揮されないとダメです。ダーマの働きとは?を考えてください。いい機会です。鎮魂行は一人でもできますから、少しの時間やってみてください。「心耳を澄ます」という言葉があり、世間の雑多な声を耳で聞かず、真実の声を心で聞く

2017.02.05 京都府連盟 2017年懇親会!vol.179

2月5日、京都府連盟の総会が行われ、その後来賓を招いての懇親会が開かれました。その席上で演武の発表がありますが、今年は京都衣笠道院の土佐赳虎拳士と坂井咲七拳士がその大役を担ってくれました。そういえば去年は林黎明拳士と私で演武をしました。毎年それぞれに特色のある演武を行うのですが、今年は連盟内で最高齢と最年少を選ぼうということになりました。最高齢は伏見道院の村田拳士82歳と荒木拳士65歳の演武でした。お二人とも年齢を感じさせないお元気な演武でした。(見ている方はハラハラしましたが!)
さて最年少のわが道院の二人は練習のかいあって見事な演武を披露してくれました。最前列には伊吹文明衆議院議員、福山哲郎参議院議員、また多数の府・市会議員さん、振興会や連盟役員の見守る中で堂々たるものでした。伊吹文明氏は直後のあいさつの中で「今、かわいい二人が演武をしてくれました。」と触れられ、「この子たちを健全に育ててほしい。」と締めくくられました。

[check]室井美緒拳士 京都府スポーツ少年団表彰!
室井美緒拳士は永年のスポーツ少年団リーダー会での活動が認められ、このたび京都府体育協会から表彰されることになりました。おめでとうございます。室井拳士は京都市のリーダー会から始まり、京都府→近畿→全国へと活躍の場を広げ、ドイツへの交流留学にも参加現在は京都のリーダー会をまとめる立場になり一目置かれる存在です。現在、京都衣笠スポーツ少年団からは大岡夏美拳士がリーダー会に参加しています。中学生以下の拳士はリーダー会に参加して視野を広げましょう。

[check]寄付金の御礼
桃太郎新聞2月号に挟んでおきました「本山改修寄付金」について、拳士の皆さんから浄財5500円をいただきました。中にはお年玉の袋も入っていて少年少女拳士の気持ちに感謝で一杯です。早速本部へ送らせていただきます。ありがとうございました。
引き続き募集は続いていますので、よろしくご協力ください。

新年度の京都府少林寺拳法連盟役員

理事長  森川和仁(洛東スポーツ少年団)
副理事長 北尾宜史(亀岡スポーツ少年団)
 〃   青山 誠(伏見道院)
常任理事 髙野 實(京都西道院)
 〃   平井秀典(伏見桃山道院)     武専担当
 〃   永江健將(松ヶ崎道院)      ホームページ担当
 〃   中島浩之(西陣スポーツ少年団)  昇格担当
 〃   長野享司(京都衣笠道院)     スポーツ少年団担当
会計   市来聖史(京都北野道院)
事務局長 三井純一(京都翔英高等学校)

永年私たちをけん引していただいた富澤伸二理事長は勇退されます。全国大会の激務を乗り越えて、皆が本当に一致団結できました。ありがとうございました。
私もそろそろ後任へと考えていたのですが、なかなか人選がうまくいかずもう一期務めることとなりました。道院の皆様にはまた何かとご不便をかけることがあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
[check]桃太郎新聞 2017.3月 Vol.179 PDFはこちらをクリック↓↓
http://kyoutokinugasa.com/swfu/d/auto-8aXJ6w.pdf

2017.1.10 平成29年 鏡開き式!vol.178

1月10日、本年劈頭の行事「鏡開き式」が行われました。来賓の皆様方をお迎えして厳粛にかつ和やかに進行されました。式は教典唱和から始まり、道院長挨拶、来賓祝辞、表彰、演武と進みました。来賓の方々からは心温まるお言葉をいただき、門下生一同気持ちも新たに修行する決意を抱きました。

今回初めてご出席いただきました佐渡規雄先生は、私が参加している「21世紀人づくり委員会」の北区を担当していただいている方です。先生は昨年の4月まで新町小学校の校長先生を務めておられ、その後今の役職に就かれました。学生時代からずっと剣道を続けてこられたそうで、武道経験者として「頑張って永く続けてほしい。」と励ましてくださいました。一緒に過ごしていると「豪快」という表現がピッタリな気持ちのいい先生です。
 同じく初めて来ていただいた体育振興会の渡辺様は、昨年より新たに衣笠小学校のクラブ活動としてバレーボールクラブを立ち上げられました。かつて衣笠小学校のバレー部は相当強かったらしいです。新たに何事かを始めることは大変なことです。私も体育振興会のメンバーとしてその心意気に拍手!

ご来賓の皆様
京都市立衣笠小学校  教頭  上野 裕教 先生
京都市教育委員会生涯学習部  佐渡 規雄 先生
花園大学少林寺拳法部 顧問  師 茂樹  先生
衣笠体育振興会        渡辺 勝  様

また、皆勤賞・精勤賞の表彰が行われました。1年間休まずに参座することの立派さを改めて感じました。今年は残念ながら皆勤賞はありませんでした。

精勤賞  大岡 夏美 拳士     水谷 泰正 拳士
     水谷 寛正 拳士     堀部 裕太 拳士

式終了後、保護者会の皆さんがおいしいおぜんざいを作ってくださいました。恒例の
こととはいえ、毎年手間のかかることをしていただき、本当にありがたく門下生一同厚く御礼申し上げます。子供たちもお菓子食べ放題にご満悦の様子でした。
 最後に元大将軍道院長河本義孝先生より金一封のお祝いをいただきましたこと、申し添えておきます。ありがとうございました。
 
今年も、様々な大会や行事が予定されています。少林寺拳法の目指す良い社会を築くためにともに頑張って日々の修行に励みましょう!

2016.10.29 全国大会 in おおいた!vol.176

 10月29日(土)30日(日)の2日間、全国大会が大分で開催されました。思い起こせば昨年の秋は京都での全国大会の準備に忙殺されていた時期でした。月日の経つのは本当に早いものです。大分は4月の熊本地震の影響で各地に被害がありました。このため今年の全国大会は九州の各県連が一丸となって実行委員会を組織したということです。何かあったときには進んで協力する、という少林寺拳法の理念がしっかり発揮された出来事でした。
 
 さて、京都衣笠道院からは林拳士が花園大学の師茂樹拳士と組んで出場しました。私も付き添いで初めて大分に行きました。大会はいつもながら「障がい者の部」の拳士たちの懸命な演武には、本当に感動させられました。たまたまその主審をされていたのが、9月に京都の武専に来られた高知の門屋先生という方でした。私はその時に送迎をしたので顔を覚えていてくださり、立ち話をしながら「今、障がい者の部の審査をしていたんだけれど、わたし涙が出てきましたよ!」と感激冷めやらぬ様子で話されました。

 若い人たちのスピードと迫力の演武は素晴らしいです。その一方で不自由な体で精いっぱい演武する姿は、本当に胸が熱くなってくるものなのです。私たちは林さんの姿を身近に見ているのですが、初めて接する方は驚かれるのです。少林寺拳法の本質はこういうところに行かされていると思います。

 その一方で林さんと接していて、改めて考えさせられることもあります。それは「林さんすごいね!えらいね!」というような賛嘆の言葉は、本人にとっては決して嬉しいことではないそうです。彼にとっては当たり前の行動をことさら美化したような言い方は不本意であるのです。それは頑張っている姿を利用して「感動の押し売り」をしているのではないかと私は反省しました。24時間テレビなどで延々と映し出される障がい者の感動シーンの押し売りと同じです。林さんといろいろな話をすることで、ぜひ林さんの思いを知ってください。

 大分では林さんの友人で若林さんという方が空港に出迎えに来てくださり、その後あちらこちらと親身に案内していただきました。地理不案内の私たちにはとてもありがたいことで感謝でした。ここまでしてくれる友人が自分にはいるだろうかとまたまた反省です。

2016.10月23日 京都市スポーツ少年団演武大会がありました。vol.175

10月23日(日)京都市子ども体育館において、表記の大会が開催されました。京都衣笠スポーツ少年団からも学校行事の拳士を除き全拳士が出場しました。大会成績は以下の通りです。6年生は小学生としては最後の大会です。また初めて出場の拳士は緊張したことでしょう。それぞれに全力を出し切れたことと思います。

相対演武 茶帯の部 入賞  安東楓希・前川航輝
     茶帯の部 入賞  水谷寛正・水谷泰正
     白黄帯の部入賞  杉江一馬・堀部裕太  
     親子の部 入賞  尾初瀬貴之・尾初瀬元康
単独演武 緑帯の部 入賞  田中雅登

入賞した拳士の皆さんおめでとうございます。普段の稽古の積み重ねが結果に出たと思います。また入賞を逃した拳士も決して悪い出来ではありませんでした。入賞するかどうかは本当にわずかの差です。この経験を来年5月の京都府大会に生かしてください。
思えば夏休みから以降、いろいろな行事が多く毎回あわただしい稽古でした。15周年本山帰山、区民運動会での演武、昇級試験、そして今回のスポ少大会と駆け足で来たような気がします。少年部拳士はここでちょっと一服して、基本に立ち返りましょう。

大会はいつものように参加各スポーツ少年団から開会宣言、代表演武、鎮魂行、閉会宣言などすべて子供たちによって進行していきます。司会も毎年高校生、大学生が担当し、大人の出番は準備かたずけと審判員くらいです。演武終了後はリーダー会というスポーツ少年団の年長者の組織があり、楽しいゲームをしてくれました。このように子ども主体であることがこの大会の趣旨であり、「育てる拳法」の実践でもあるのです。なお、会場の「子ども体育館」も全国で唯一の子供専用体育館であることも知っておいてください。

当日、車を出していただいた送り迎えをしてくださった保護者の皆さまにあらためて御礼申し上げます。また実行委員として誘導や写真のお手伝いいただいた中橋裕子拳士にもお世話になりました。中橋さんはいろいろと用事があったと思いますが、時間が空いたからと来てくださいました。もっともっとたくさんの拳士に協力してもらいたいと思います。スポーツ少年団の大会だから、一般部の拳士は関係ないんだということではありません。一度会場に来てください。多くの高校生・大学生・一般拳士が子供たちのために手伝いに来てくれています。皆さん、ありがとうございました。

さて、私自身も上記以外に連盟会議、武専教務、教区達磨祭、学生大会の審判、スポ少大会の準備連絡、さらに10月末には全国大会で大分行き、28日IBKの集い、6日まち美化活動のとりまとめ、振興会だよりの編集などなどで、何をやっているのかわからなくなることもあります。一般部拳士の皆様にはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、みんなで穴を埋めてください。私もかつて道院長や幹部の代役をしたことがありますが、そういう経験は大変有意義な経験でした。

2016.10月 京都衣笠道院十五周年本山帰山!vol.174

 10月1・2日と一泊で本山帰山をしてまいりました。皆さんの協力のおかげで事故もなく無事帰京できましたこと、厚く御礼申し上げます。
今号ではその様子をご紹介しましょう。
 1日目は心配していた天気も崩れず、ほどよい気候でした。朝8時平野神社前を出発、一路四国を目指してバスは快走していきます。今回もバスのお世話は京山道院の池内仁拳士にお願いしました。バス会社に勤める池内さんは開設時から本山帰山のたびにお願いしていて、もう何も言わなくても連れて行ってくれる強い味方です。(今回は新車と何度も言う) 
 最初の昼食は讃岐うどんの専門店、事前に注文を連絡して待ち時間もなく、みんな完食ごちそうさまでした。その後鳴門の渦潮を見学、橋の上にかかる透明の床板から下をのぞくとブルッと震えるような怖さでした。その後「ドルフィンセンター」でイルカと触れ合う体験をしました。間近で見るイルカに初めてさわらせてもらい餌を与える体験をしました。あとはホテルに入ってゆっくり過ごしました。大人の有志は丸亀名物「骨付き鶏の一鶴」へ繰り出したようです。この「一鶴」という店は、開祖が好きで娘さん(宗由貴総裁)を連れてよくいかれた店ということです。講習会の時などは少林寺拳士で満員です。一度食べたら病みつきになるという噂?

 2日目は「本山達磨祭」、同時に「帰山日」と言って、全国の道院が拳士をつれて里帰りをする日になっています。本山に着くと職員の皆さんが「お帰りなさい」というあいさつで迎えてくれます。そう、少林寺拳法はここが故郷なのです。本山へは「行く」のではなく「帰る」のです。まず開祖のお墓にお参りをして、朝10時から達磨祭法要、大澤代表から達磨大師の教えを聞き、来年が創始70周年になることを話されました。70周年のテーマは「架け橋たれ!」です。その後本部の先生による技術修練がありました。大人も子供も知らない拳士と組んで技を習うことは大変良い経験になったことでしょう。今回は演武についての大切なことを教えていただきました。

修練が終われば班ごとに自由に境内を散策します。たくさんの屋台が出ています。これは全国の道院が地元の名物を出店しているのです。京都からは西陣道院。乙訓道院が出店されていました。ステージ発表なども行われ、地元の人々もたくさん来られていてにぎやかな境内でした。でも暑かった!

さて、今回どうしても見てほしかった場所があります。それは「5畳半道場」と呼ばれるところです。これは開祖が少林寺拳法を始めた発祥の地で、開祖が住んでおられた小さな家の一室(6畳間)を道場として使用されました。その部屋の半畳分に祭壇を設け、残りの5畳半を使ったということです。その家が修築保存されており、今回特別に開けていただきました。また隣にある旧道場と呼ばれる場所も見学しました。これは門弟が増えて5畳半では到底足りなくなり、隣の古い倉庫を買って道場としたものです。広い場所ですが、真ん中に柱が数本立っており、まことに稽古のしにくい道場でした。その道場も記念館「金剛殿」として整備され、現在は本部道場として使用されています。
このような町の中にある初期の施設を見ることにより少林寺拳法の歴史が体感できるものと思います。近くには昔「管長公館」と呼ばれた独特の建物や総裁の私宅などもあり、一日どっぷり少林寺拳法につかりました。皆さまお疲れ様でした。

全国大会、大分で開催
10月29・30の両日、大分県の別府コンベンションセンターで開催されます。
林拳士が花園大学の師拳士と組んで出場されますので応援してください。

2016.8月 第16回 京都府スポーツ少年団交流大会 vol.172

 7月29日から31日までの3日間、表記の大会が京都府下120名の参加のもと丹波自然運動公園で開催されました。わが団は毎年全員参加でのぞむ行事ですが、今年は秋に本山帰山を控えているので自由参加としました。

 毎年「炎暑」という言葉がふさわしいこの時期、子供たちにとっては楽しいことばかりの合宿ではありません。今年も期待通り?連日34~5度の強烈な暑さでした。以前にも書いたことですが、最近はエアコンの環境に慣れているため朝から夕方まで体育館や戸外で過ごすと必ず体調を崩す子供がいます。ここ数年の異常ともいえる気温の高さと、それに反して適応力・忍耐力の低下で子供たちの顔色を注意しなければなりません。私たち引率の大人も自分の道場の子供だけでなく、周りの子供たちの様子にも自然と気を配る習慣ができました。

 また京都向日町スポーツ少年団の森泰代拳士は看護師さんですから、いざという時頼りになる存在です。過去の大会でも夜に熱を出して森さんのおかげで事なきを得たことが何度もありました。このように進んで協力をしてくれる人たちがいることはありがたいことです。

 さて、この最も暑い時期に3日間も費やして行う合宿、大人たちは仕事の工面をして参加します。そして3日間は子供たちと遊んでいる間も息を抜くことがありません。楽しいことや好きなことだけしか参加しない現代人の中にあって、本当に頭の下がる思いです。
なぜそこまでしてくれるのでしょうか?「少林寺拳法が好きだから!」だけではないでしょう。私自身も自問自答しています。衣笠から参加協力してくれる大人も最近はありません。私は「京都府スポーツ少年団少林寺拳法専門部会委員長」という役職のため、この大会の主催者・責任者です。毎年この時期が近づくと緊張し、体調を整え、準備に追われます。その作業は六十を越えるとちょっとしんどいです。もちろんお手当はありません。なんでやっているのだろう?ふと思うこともありました。

 大会を終えてその答えが出ました。それは子供たちの成長に関われる喜びです。この合宿は参加団で混成の班を作り、3日間で団体演武を作り上げるというものです。初めての顔、初めての先生と一緒に稽古をします。初日は何とも言えない沈んだ空気が支配します。技もバラバラ、気合は出ない、いったいこれでできるのかと感じます。ところがだんだんそろってくるのです。声が出てくるのです。やがて子供たちがお互いにこうしようとか、あれはやめようとか意見が出てきます。そうなるとあとは自然に出来上がっていきます。
 それは指導者の力ではなく子供たちの力だと感じます。それを見られることが、あるいは体験できることがこの行事のだいご味であるといま改めてわかりました。子供がたった3日間で変化していく姿、また毎年参加している顔なじみの拳士がいつの間にかしっかりとした顔つきになっている、こういう体験がうれしくてまたやる気が出てくるのでした。

 マラソン愛好者が「走っているときはもうやめたい」と思うことがいつもあるけど、ゴールしたらまた「走りたい!」と思うそうです。この合宿も準備しているときは「暑いなあ、しんどいなあ!面倒くさいなあ」と思うことがありますが、今終わってみるとまた「来年はこうしたい、こうすれば良かった」という思いが沸き上がってきます。不思議なものですね!
 大人にとって何の利益もない合宿、疲労・責任・費用、三拍子そろった上に、仕事に穴をあけ、家庭を犠牲にし、いいところが無い合宿です。しかし子供とともに過ごすことで得られる無形のものがたくさんあるから、今年も25人もの協力員が来てくれたのです。
 

2016.7月 開設15周年 記念演武会 vol.171

 6月11日(土)表記演武会が開催されました。衣笠小学校の中原美千恵校長先生はじめ多くのご来賓の先生方にお越しいただき、盛会裏に挙行できました。関係各位に厚く御礼申し上げます。
当日は演武会に先立ち、「宗道臣デー」の活動として学校周りの清掃をしました。これもいつも道場を使わせていただいている感謝の気持ちです。ありがとうございます。   (「宗道臣デー」とは少林寺拳法開祖宗道臣師の志を継ぎ、社会貢献活動をする行事です。)
 演武会の後半には京都京極道院長の峠徹先生から、特別講話として京都における少林寺拳法の歴史をお話しいただきました。円町法輪寺における京都別院建立の秘話は、なかなか聞くことのできない貴重なお話でした。旧京都別院に最も近い場所にある京都衣笠道院の拳士はしっかり胸に刻んでおいてください。
演武会に花を添えていただいた京都北野道院の市来聖史先生・杉田光正先生、花園大学の師茂樹先生、本当にありがとうございました。

15周年演武会を終えて

                         実行委員長  柴原 健二
合掌
 私は拳士会の副会長でしたが、会長の事情により突然の降板で実行委員長をすることとなり、その準備も他の拳士の方々、特に中橋先生からのアドバイスでそれこそ「おんぶにだっこ」でこの任を終えることができました。ありがとうございました。このような「長」のつく経験はいまだかつて初めてで、当日はどうなるかとヒヤ汗でしたが、皆様の手助けでいい経験をさせていただきました。
 この演武会で私は拳士間の絆の深さを感じました。以前、大将軍道院にいた頃に松田康彦先生が「拳士の絆は心の技」と言われておられ、まさしくこれだと思いました。拳士は5歳から70代までが参座し、夫婦演武・障がい者演武と他にない修行をされていることを峠先生はお話の中で「この道院の特色」とほめてくださいました。
 当日は多くの来賓の諸先生が来てくださりお礼を申し上げます。これから20周年に向けて皆が道院長を中心とした絆の深いお互いを高めあうような修行ができたらいいなと思い、意を尽くせませんが今の気持ちを書かせていただきました。
                                  結手

新入門者 紹介

坂井(さかい) 歩奈美(ほなみ) 拳士 (7歳)

坂井(さかい) 咲七(さな)  拳士 (5歳)
少年部がにぎやかになってきました。うれしいと同時に人手が足りません。早く来られる拳士の協力をお願いします。困ったときに「してもらう」また逆に「してあげる」このような動きが大切です。(会報7月号5ページ参照)

※十五周年記念演武、宗 道臣デーの画像は、京都衣笠(道院・スポーツ少年団)開設十五周年記念演武会、宗 道臣デーをクリックして見てください。

熊本地震災害について、本部より通達がありました。
詳しくは、みんなの掲示板に掲載いたします。熊本には以前一緒に修練した緒方さん(現姓・原野さん)の故郷でもあります。